1904年、フレデリック・ロイスの作った2気筒のクルマに乗ったチャールズ・スチュワート・ロールスはその完成度に驚き、独占販売を申し込みます。ブランド名は2人の名前を組み合わせたロールス・ロイス。
最高のクルマといえばフランス車だった当時、ロイスが目指したのは壊れない完全なクルマであり、ロールスが求めたのはフランス車を凌ぐ最高級のクルマ。ふたりの考えを組み合わせたロールス・ロイスの目標は、音もなく静かでなめらかに走り、しかも永久に壊れることのないエンジンを持ったクルマでした。
今回ご紹介する車両はシルバーシャドウIIです。オーナーさん3台目のシルバーシャドウIIとなります。その中でも最も程度がよい車だそうです。前オーナーさんは病院の院長さんで、コーンズできちんと整備されていた車と聞いているそうです。メーターの走行距離数は1万キロ弱となっていますが年式から予想するとメーターが一回りしているのか、またはメーターを途中で交換している可能性がありますので走行距離は不明とさせていただきます。
シャドウIIはオーバヒート気味の車が多いと聞きますがこの個体はそのようなことがないそうです。30分以上渋滞に巻き込まれても水温はまったく上昇しないそうです。以前所有していたシャドウIIはベンツ用のファンを加工して追加で取り付け、かつラジエターの冷却能力を高めるため、特注でラジエターを製作したものを取り付けていたそうです。
現在、登録抹消の状態です。定期的にエンジンをかけるようにしていますがバッテリーは上がり気味です。取材時にエンジンのオイル漏れがありましたのでオーナーさんが専門店で一度診てもらうと言っておられました。年式および車の性格上、誰にでも扱える車ではないと思いますのでシルバーシャドウをよく熟知されている方、好きな方に限定させていただきたいとオーナーさんが言っておられました。ご理解の程、よろしくお願いします。
ボデーは、右ドアに小キズ、右リヤコンビネーションランプに塗装の欠けがありますが全般的にきれいな状態です。フロントバンパー右に塗装の欠け、割れがあります。リヤバンパーの左右は少し割れがあります。ラジエターグリル、フライングレディなどに錆はありません。
内装もきれいな状態です。シートはコノリーの最高級レザー、ウッドパネルも分厚いしっかりしたものです。リヤシートには足置きがありました。
運転席に乗り込みボンネット先端のフライングレディ(スピリットオブエクスタシー)を眺めながらのドライブする醍醐味は一度味わうと忘れられなくなりそうです。
売却理由はファンタムVIを購入するためと伺っています。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。